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生徒さん向け

【生徒さんいらっしゃい】ピックはすぐに交換するべき

久しぶりの生徒さん向けコラムです。

レッスンを受けてる生徒さんを見てると、先のちびたピックを使われている方が結構いらっしゃいます。

僕の実体験で言うと、先のちびたピックは演奏にあきらかに影響すると思います。

弾きごこちが全然ちがうのです。

もちろん、敢えて先を丸くして、そういうトーンを狙って出す方は別として、通常の演奏の場合、ピックの先が少しでもちびてきたら交換すべきだと思います。

元がどれくらい尖っていたかわからないで使ってる方もいると思うので、常に同じピックの新品をストックしておいて、見比べてちびたなあと感じたら、潔く古いピックは廃棄すべきだと思いますよ。

たかだか、100円です。

100円ぽっちを惜しんで、演奏能力にハンデを背負わすなんてナンセンスだと思いませんか?

【生徒さんいらっしゃい】なんでもかんでもマイナー・スケール

久々の【生徒さんいらっしゃい】です。
わりと上級者向けです。

アドリブソロでミクソリディアンとかドリアンが出てくると、その難解そうな名前だけで躊躇してしまう生徒さんがほとんどです。

だいたいのスケールはマイナー・スケール1本で考えて弾けるので、とりあえずマイナー・スケールさえ覚えておけば、いろんな場面で応用できます。


ジャズギタリストのパットマルティートのマイナーコンバージョンという考え方がありますが、それよりももっともっと単純な考え方です。

理屈などは、ここに書くと相当長くなってしまうので、仕組みを知りたい人はレッスンで質問してください(笑)

とりあえず具体例を出しておくと

A7というコードが続く時、Aミクソリティアンスケールでソロを弾く場合は、ミクソリディアンを知っていれば、それに越したことはないのですが、マイナー・スケールしか知らなくてもなんとかなります。

ダイアトニックスケールでは5度がミクソリディアンで、6度から始まるのがエオリアンになります。エオリアン=ナチュラルマイナースケールですので要するに、Aの1音上から始まる、マイナー・スケールを弾けば良いのです。

つまりAミクソリディアンを弾きたいなら、Bマイナー・スケールを弾くのです。

もちろん、Bマイナー・スケールの感覚で弾いちゃうと、いまいちなソロになります。
あくまでも押さえるポジションの目安ですね。

Dドリアン・スケールを弾くべきコード進行なら、Dの5度上のマイナー・スケールを弾けば良いです。

ギターの指板で考えるなら、パワーコードを押さえた時の人差し指がDなら薬指がAになるのでDの5度上というのはすぐにわかるはずです。

と、こんな風にややこしい名前のスケールはなんでもかんでも、マイナー・スケールに置き換えるとその場しのぎには使えるので覚えておくと便利ですよ。

でも、ジャズで良くでてくる、オルタードスケールとかは適用できません。
あくまでダイアトニックスケールで弾ける場合ですね。

オルタードスケールまで適用させたいなら、パット・マルティーノのマイナーコンバージョンの考え方を覚えないとダメですね。

【生徒さんいらっしゃい】かかとでリズムを取る

久々の生徒さんいらっしゃいです。

前に書いた記事の補足となります。
参照記事【生徒さんいらっしゃい】身体を動かすこと
この記事では「背骨」でリズムを取ること、と書きましたが、抽象的で伝わりにくいかもしれませんね。というわけで、具体的にどうするべきか今回は紹介します。

僕のレッスンでは、なるべくリズムに乗って練習することを強く言っています。

具体的に言うと、身体でリズムを取りながら演奏するのです。

1,2,3,4に合わせて身体を動かすのですが、何も言わずにまず生徒さんにリズムを取ってくださいというと、たいてい足踏みしてリズムを取るのですが、ほとんど人はつま先でリズムを取ります。

つま先ではなく、かかとを上げてリズムを取ってください。

そうすると、足の付根から動かすことになり、足の付根から動かすということは、座っている体制だと身体の芯からリズムを取ることになります。

そうやって、身体の芯でリズムをとって身体全体でリズムを感じて欲しいのです。

ノリノリな感じで演奏できてる人をみると、だいたいかかとを浮かしてリズム取ってますね。

最初は、大きく身体を動かすのは恥ずかしかったりすると思いますが、慣れてきたら、身体を動かして演奏するのが楽しくなってくるはずです。

みなさん、ぜひ、かかとを浮かしてリズムを取ってみてくださいね!
ダイエット効果もあるかもよ!?

最近レッスンを始められた方へ

最近になって、僕のレッスンをはじめた方におすすめの過去ログがあります。

blog内検索「search」ウインドウに

「生徒さんいらっしゃい」

と入力して検索してみてください。

そのシリーズの記事は、初心者の方に役に立つ情報を書いていますので是非お読みください。

【生徒さんいらっしゃい】爪の生え際

レッスンをしていて、たまに爪の生え際がかなり指先にある方をお見かけします。

つまり、指先を横から見たときに、指の肉よりも爪の先が前にでてる状態になります。
この状態ですと、ギターの押弦が少しやりにくいと思います。

じゃあ、こういう指をした人はギターに向いていないか?

そうとも言えません。工夫をすれば十分押えられるようにはなります。
その人の指の形状に応じてレッスンでは押え方の提案はしていますが、それでもどうしても爪のせいで押えにくい!という方は次のような対策が考えられます。

・深爪状態をしばらく維持する
もう、これ以上切ったら血がでちゃうよ〜っていう限界まで毎日爪切りをします。
毎日切るのが良いと思います。
人間の身体は、適応能力があるので常に短い状態を維持すればそれが当たり前の状態になってくるように出来ているみたいです。
数日〜数週間くらいは指先が痛むかもしれません。
スパルタを課せるくらいの根性がある方はこの方法が一番良いと思います。
爪の生え際が徐々に後退していくと思います。
くれぐれもケガしないように注意してください。

・固い弦のギターで普段練習する
エレキしかやってない方は日々の練習をアコギにしてみてください。
指先が硬くなってきて、爪が多少前の方にあっても指先の肉が硬いと押えやすくなるはずです。

正直、この2つくらいしか思いつきません。

僕もギター始めた頃はわりと指先の方に生え際がありましたが
毎日爪切りを心がけていると徐々に後退してきましたね。
いまでは、かなり後ろの方に生え際があります(笑)

でも、ジャンゴ・ラインハルトのように指が二本しか使えなくても
僕なんかより上手にギター弾けるんだから、ようはやる気の問題っていう話もあります(笑)

【心にずっと残ってる名曲100選】(057/100)
「欲望 」ホフディラン
25歳くらいの時に聞きまくった曲
なんで好きなのか?って聞かれても答えられない不思議な曲です。
大変失礼な言い回しですが、メロもアレンジも歌もずば抜けて良いところがないんです。
でも、なんだかわからないけど、ずーと頭から離れない曲。
音楽を好きになるのにそもそも理由なんて必要ないですよね。
聞いて好きだったら、それで良いじゃないか(笑)
ちなみにこの曲、好きすぎて完コピしてデモ音源作ったことあります。
歌も自分で歌ったなあ(笑)
それくらい好きでしたね。

【生徒さんいらっしゃい】アコギの弦高

梅雨時はネックの状態が変化しやすく、弦高が変わってしまうことがあります。

僕のメインアコギの一本 SJ-200のネック調整のついでに
さらに弾きやすくするべく弦高を下げました。

アコギを練習されている人で、自分のギターは弾きにくいのに
他の人のは弾きやすい!って感じたことある方は多いと思います。

だいたい、弦高が高いせいです。

では、弾きやすくするためにどうすればいいか?

弦高を低くするのです。(当たり前すぎるw)

弦高を低くするにはいくつか方法がありますが
僕の経験談でもっとも効果の高い順に挙げていきましょう。

と、その前に自分のアコギの弦高が高いのか低いのか
わからない人も多いと思いますので、目安を言っておきます。

6弦の12フレット上の距離を正確なものさしで測ってみてください。
フレットの山の頂点から、6弦底面までの距離が3mm以上ある場合
弦高は高めと思って良いと思います。

文面じゃ分かりにくい方は「弦高チェック」の検索ワードで
画像検索をかけてみてください。実際に測ってる写真がたくさん出てきます。

さて、3mm以上あった場合は僕の感覚で言うと
「とても弾きにくいアコギ」です。(あくまでも僕の感覚です)

正常なネック状態なら、2mmまで下げてもぎりぎり問題ないかと思います。

僕は今回は2.3mmくらいまで下げましたので、まだ余裕はあると思います。
現にどの弦、どのフレットでも音はびびっていません。

では、弦高を下げてテンションを下げ弾きやすいアコギにするには
どうすればいいか?

1)弦を細いものに交換する
僕はエリクサーのエクストラライトを使っています。
実は弦高自体は劇的な変化はないのですが、これがもっとも
弾きやすくするため効果的な手段だと思います。

2)サドルを削る
弦高を下げるのには、これが最も効果的です。
サドルの底面を慎重に平面になるように紙やすりで削ります。
これにより劇的に弦高は下がり、さらに弾きやすくなります。

3)ネック調整
最後に書きましたが、実はこれは1)の後にすべきことです。
弦の太さを変えると、ネックの反りも変化します。
弦の太さに応じてネック調整するべきです。
ネックが順ぞり状態だと、弦高も高くなるので弾きにくいです。

4)ナットを削る
ナットとは、ヘッド側の方の弦がのっかる溝のあるパーツのことです。
1)〜3)までやっても、1フレット付近の弦高が高いと感じるなら
ナットの溝が浅いせいでしょう。ナットの溝を深くして弦高を下げると良いです。

以上、すべてやればだいたいのアコギは弾きやすくなると思います。

ネックがいびつにゆがんでいたり、ブリッジが浮いてたりする場合もありますので
くれぐれも、そういう判断はプロにまかせた方が良いです。

弦を細いものに交換する行為以外は、楽器を傷つける可能性のある作業です。
心配な方は、リペアショップに依頼しましょう。

各作業の詳しいやり方は、ネット検索すればなんぼでもでてくるので割愛します。

弾きやすい状態にして、さらに楽しい音楽ライフを送りましょう^^

【生徒さんいらっしゃい】余計な音を出さない

レッスンではわりと初期から教えてる事です。

エレキギターが上手に聴こえるコツの一つとして
余計な音を出さないというのがあります。

同じフレーズを弾いてるのに、余計な音が出てるだけで
初心者ぽく聴こえてしまいます。

最初は目的の弦を狙ったり、目的のフレットを押えるだけで
大変で、そちらに注意がいってしまいます。

少し慣れてきたら、自分が弾く弦以外の弦すべてを
なんらかの形で触れておいてミュート状態になるように心がけましょう。

右手は常にピックアップあたりで、弦に触れておくようにします
手を軽く乗せるくらいの力加減で良いです。

左手は、なるべくでいいので弾く弦以外に指をふれておきましょう。
特に人さし指を寝かして、常に弦につけておく習慣をつけておくと良いでしょう。

詳しいことはレッスンで教えていますが
とにかく、余計な音を出さないことが上手に聴こえるコツだと覚えておいてください。

あと、生音で練習してるひとは、余計な音に気がつきにくいです。
イヤフォン、ヘッドフォンでもいいので、アンプの音で練習してください。
特に歪ませている時はこのことが重要になってきます。

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