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生徒さん向け

【生徒さんいらっしゃい】弦の太さ

今回は主にアコギの話。

アコギはエレキギターに比べて弦も太くテンションも高いので押えにくいです。
そこで弾きやすくするためにもっともお手軽な方法としてより細い弦に交換するという手段があります。

一般的にアコギで一番細いのはエクストラライトと呼ばれる弦です。
エレキの少し太い弦と同じくらいの太さです。

アコギにはると、テンションもずいぶん下がり確実に弾きやすくなります。

だけど、テンションの弱さからから音量が下がったり、弦がびびりやすくなったりといろいろ弊害はあります。

ですが、僕は個人的には細い弦でも充分に良い音を出せると思っています。

太い弦じゃないとダメっていう人の気持ちももちろんわかります。

だけど、弾きにくいよりかは絶対弾きやすいほうが良い演奏になると思うんですね。

実際、僕の尊敬するアコギ演奏者の何人もがエクストラライトを張っています。
僕もGibsonのSJ200はエクストラライトですしね^^

というわけで、アコギが弾きにくいと感じる方はまずエクストラライト弦に張り替えてみましょう〜

【生徒さんいらっしゃい】弦の買いだめに注意

弦を交換しようとして袋を開けたら、弦がすでに錆びていたという経験はないですか?

僕は良くあります(笑)

ギターの弦は袋の中でも、真空パックされてるわけではないので酸化していきます。
ですので、買ってから半年〜1年とか経ってる弦は新品状態でも錆びてる可能性が高いですよ。

10セットとかで買うとやすかったりするのでつい買っちゃったりしますがなるべく弦はストックは1〜2セットくらいにしておいて、なくなったらマメに買い足す方が良いですね^^

コーティング弦でも1年くらい新品状態で放置してるとサビてることありますからご注意を!

【生徒さんいらっしゃい】「ギター練習7箇条」その7

さて、ギター練習7箇条も最後になりました。
具体的な練習法じゃなく、こういった上手になるための心得みたいなのをまとめた本などはあまり見かけないので、この記事は是非その1からその7までまとめてプリントアウトしておくと良いと思います。マニアックな人なら自分で編集してpdf化とかしてみてください。(笑)

最後は「講師を信じること」です。

何度もblogで言ってることですが、レッスンは単に決められた台本通りにやってるわけではありませんし、すべての人に対して同じ内容のレッスンにはなりません。

その人その人にあった練習法。いわばその人だけの処方箋を作ってレッスンを進めております。

これは僕に限ったことじゃなくて、ほとんど講師がそういうスタンスでレッスンされているかと思います。

ですが、そうやってその生徒さんのために作った処方箋も、生徒さんの協力がないと無意味なものになってしまいます。

医者と患者の関係と似ています。

医者を信頼して、医者が言うとおりに療養しないと病気の治癒が遅くなることがあります。

それと同じで、僕が指導したやり方をまったく無視して自己流でやってしまうと、その処方箋の効果ははほとんど無意味になってしまいます。

だいたい、僕が指摘するのはフォームの改善です。

フォームというのはその人が自然に演奏しやすいようにと思って形成されるので、治すのが非常に困難だと思います。

結局、僕が教えたフォームが今までよりも弾きにくく、弾けてたフレーズも上手に弾けなくなるので自己流のフォームに戻してしまうのです。
弾きにくくなったり、弾けてたフレーズが弾けなくなるのは一時的なことです。

フォームがちゃんと改善されたら、基礎ががっちり固められたことになるので他の部分でも良い影響がでてきます。上達も一気に早くなります。

しんどいのは最初だけ。

しっかりとフォームを改善してみてください。
レッスンではしつこいくらいにフォーム改善を促しますがうんざりしないでくださいね。

フォームが改善された生徒さんが劇的に上手くなるのを何十人も見てきています。
経験に基づいてフォーム改善を促しています。
フォームが良くなるとびっくりするくらい弾けるようになるんですよ。

その世界を味わってみたいと思いませんか?

なので、騙されたと思って一度自分のフォームを完全に捨てて、僕が教えたフォームを信じて矯正してみてください。

もちろん、僕のフォームがすべてではありません。
世の中のプロギタリストには変なフォームの人がたくさんいます。
過去の記事でも書きましたね。

【生徒さんいらっしゃい】演奏時のフォーム、姿勢

フォームの事だけに限らず、講師は100%生徒さんのためを思ってアドバイスをしています。
それを信用して欲しいです。

というわけで、その1〜その7まで紹介が終わりました。
全部の事柄を意識して日々の練習をすると上達も早くなるのは確実です。
これを読み返して、楽しいギターライフを送ってください^^

【生徒さんいらっしゃい】「ギター練習7箇条」その6

その6は「質問魔になること」です。
僕がギターを始めた頃は独学でしたので質問する対象の人がいなくてとても少ない情報量で練習をしていました。教則ビデオとライブビデオ、ギター雑誌くらいが情報源でした。

大学で軽音楽部に入ってから大きくその状況がかわりました。

自分より上手な先輩にひたすら質問攻めしていたかと思います。
正直うざかったでしょうね・・・自分の探究心が強すぎて人の迷惑顧みず質問ばかりしてたもんなあ(^_^;)

ギターのことだけじゃなく、恋の駆け引きなんかも質問してたかも知れません。。。
まあうざい後輩ですね(笑)

でも、おかげでいろいろな悩みが晴れて上達できたと思います。

質問するという行為は相手の時間を取ってしまうので恐縮に思うでしょう。
(僕みたいに自己中だと質問魔になっちゃいますが・・・)
でも、時にそれは相手に自分の情熱を伝える手段にもなります。

この人はこれだけ真剣に学ぼうとしてるんだなあと感心することもありますよ。

とは言え、なんでもかんでも質問するだけでは効果的ではありませんし、本当に迷惑をかけるだけになってしまいます。

大切なのは「まず自分で調べてから質問する」ことです。

ネットで検索、教則本を読むなどなど、まず自分が知りたいことを自分なりに調べてみましょう。

それで解決しなかったら、遠慮なく質問してください。

そうやって得た情報は忘れにくいし、一度身についたら離れにくいです。

というわけで、自分で調べてみてわからなかったことがあればなんでも遠慮なく気軽に質問メールください。できる限りお答えしたいと思います。
あ、恋の駆け引きの質問は答えられませんのでお断りします。(笑)

【生徒さんいらっしゃい】「ギター練習7箇条」その5

その5は「楽譜を買うこと」です。

これも上達が早い生徒さん、および自分にピッタリとあてはまる共通の行為です。

何か技術を習得する時に受動的ではあっては効率がすごく悪いです。
能動的に行動しないと話にならないと思います。

好きなバンドや好きなアーティストがいる人は、悩まず今すぐバンドスコアを買いに行きましょう。全然弾けなくてもいいんです。まず買うことです。
コピーとかじゃだめです、買うという行為に結構意味があります。

特に好きなバンドやアーティストがいなくてギターやウクレレをはじめる方も、もちろんいらっしゃいます。「何か楽器が弾きたいから」という動機の方ですね。

そういう方も全然問題ないです。
好きなバンドとかがいなければ悪いという話ではありません。

そういう方はなんでも良いので教則本を買ってみましょう。

僕も教則DVDを出させてもらってるアルファノートがオススメです(笑)

僕が最初に買ったバンドスコアはたしかボウイのLAST GIGSですね。
いきなりライブ版のスコアで難しかったです。(笑)

当然1曲まるごといきなり弾けたりしないので、好きな曲のイントロだけ、とか部分的に練習していきました。

でも、気がついたらほぼすべての曲の一部分は弾けるようになってました。

これは単に好きなバンドの曲が弾けたという達成感や喜びがモチベとなって自然と練習するようになっただけの話です。

結局は練習しろということなのですが、練習に向き合うモチベはとても大切です。

個人レッスンを受講されてる方はご自分で買ったバンドスコアを持ってきてくだされば奏法解説などしますのでぜひぜひ好きなバンドのスコアを買ってみてください。

バンドスコアは在庫豊富な山野楽器がオススメですよ(笑)

ステマだらけの記事で失礼しました!(全然ステマじゃないくらいモロに宣伝してるけど・・

【生徒さんいらっしゃい】「ギター練習7箇条」その4

その4は、その3と関連していますが「観察眼」です。

レッスンをしていて、まだ歴が浅いのに良い感じのセンスで弾けてしまう生徒さんに共通してることを発見しました。

「じゃあ、これからこの奏法について解説します」
と言って、先に敢えて生徒さんに「自由に弾いてみてください」といって演奏してもらいます。

ほとんどの生徒さんは演奏のやり方やフォームがわからず、うまいこといかないのでそれに対して、ここをこうすると上手に弾けるんですよという流れでレッスンするためです。

がしかし、たまに最初から上手に弾けてしまう生徒さんがいるのです。

「あれ?もしかしてギター経験者ですか?どこかで習ってました?」
と聞いても、これが初めてだとおっしゃります。

「どうして、何も教えてないのにこんなに綺麗なフォームで弾けるんだろう?」
って言うとだいたい決まって帰ってくる答えが
「さっき先生が弾いてるのをずっと見てました」

もちろん、ただ見るだけですぐにそれを自分のものにするにはセンスが必要だとは思います。
だけど僕はこう考えています。

教えて貰う前に、自分でなんとか習得してやろうという研究心

これが大切なのだと思います。

つまり、今回の場合はとにかく「見ること」です。

よく考えたら、自分がギターを始めたばかりのころに同じ事をしていました。
ギターを始めたころは独学だったので先生の模範演奏は見れなかったですが、ひたすら教則ビデオや自分の好きなギタリストのライブでの動きとかを見てました。

布袋さんのソロの部分なんかは何度も何度も巻き戻し>スロー再生>巻き戻し、、、のループでその部分だけテープが痛んで見れなくなったくらいです。

レッスン中、僕はよく模範演奏をします。
これは「どう?上手に弾けるでしょ?」って見せつけてるわけじゃありません。(笑)
「さあ、みなさんよく見て真似して弾いてみてくださいね」っていう意図でやっています。

短いレッスン時間なので、自分の練習をしたい気持ちはよくわかりますが、模範演奏中はご自分の練習の手を休めて、穴が空くほど僕の演奏を見て欲しいと思います。
それが上達への近道なのですから。

その3で模範演奏を動画で撮影しても良いといったのはそのためです。
何度も繰り返し見て研究してください。

あっ、顔を写すのは良いですが、youtubeとかニコ動に無断でアップするのはやめてくださいね(笑)はずかしいので(^_^;)

というわけで、その4では「ただひたすら見る」ということがすごい効果的な練習法であることを知っていただきたいです。

【生徒さんいらっしゃい】「ギター練習7箇条」その3

その3は「間違い探し」です。

その1の「録音してみよう」にも通じる部分がありますが、ようするにお手本とする演奏と自分の演奏の何が違うか良く聞いて、違いを探して欲しいのです。

僕はよくレッスンで二通りのパターンで演奏して、どっちがどう違うのか?どっちが良く聞えるのか?といった問題を生徒さんに出します。

ほんの一例ですが、ギターでメロディーを弾く場合など1〜3弦中心にプレイしてる時は4〜6弦の開放弦が響かないように右手、もしくは余ってる左手の指でミュートしています。

ミュートを全くせずに弾いた演奏と、ちゃんとミュートをした時の演奏とを比べると、ミュートをしなかった場合、本来弾くべきフレーズに混じって開放弦の共鳴音がノイズとして混入します。ちゃんとミュートしていれば本来弾くべきフレーズのみ綺麗に浮き出してきます。

これはアンプで音を鳴らさないとなかなかわからないことです。

この事を僕から言われて気がつくのではなく、本来なら自分で気がついて欲しいのです。

たとえば、超簡単な「ドーレーミ」というフレーズを弾いたとします。
ミュートしないで弾いてしまうと開放弦ノイズが混じります。

そうやって弾いた自分の演奏と、お手本となる演奏を聴き比べて、まずは「自分の演奏が何かお手本とくらべて汚いような気がする」と気がつくだけでも良いのです。

そうやって自分の演奏がどこかお手本と違ってることさえ認識できたら、あとは原因を探していけばいいんです。

原因をもし自分で見つけることができたらしめたもの!

その原因を取り除くにはどういうプレイをすればいいのか?と考えましょう。

考えてもわからないときは講師を頼りましょう。
目の前であなたの悩みを解決してくれるはずです。

以前にもいいましたが、講師は医者と一緒で生徒さんそれぞれにあった処方せんを作りレッスンしています。自分が考えてもわからなかったことはどんどん相談すべきです。

「お手本の演奏と自分の演奏を聴き比べる」>「自分の演奏が汚く聞える」>「何が原因なんだろう?」>「原因を自分で発見」

このフローチャートになるように音楽を聴く習慣をつけましょう。

というわけで、その3は

「自分の演奏の弱点を自分で探そうとする思考を持って練習すること」です。

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