- 2012-09-16 (日)
- 生徒さん向け
さて、いよいよ具体的な練習法を書いて行くことにします。
アドリブソロへの道その2で紹介したコード進行を使います
|C |C |Am |Am |Dm |Dm |G7 |G7 |
アドリブソロを練習し始めの時や、どうもソロがメロディアスに聞えないという悩みを持ってる方はおそらく息継ぎなしでソロを弾き続けているのではないでしょうか?
たとえばこんな感じにずっと弾き続けてるパターン
アドリブソロへの道その2ではCメジャースケールをひたすら弾いてまずはスケールの形を覚えてしまうのが目的だったので、その段階ではこれで良いと思います。
ですが、いつまでもこれだとソロに歌心がないので、歌心をいれてみましょう。
普通、歌はラップなど特殊な場合を除き、息継ぎがありずっと歌い続けてるわけではありません。ですのでこのように弾いてみてはどうでしょうか?
それにさらに、その4で説明したアーティキュレーションを意識してスライドやハンマリングなどのテクニックを使ってさらに歌心を出してみました。
いかがでしょうか?
ものすごくシンプルなフレーズしか弾いてませんが、充分ソロに聞えると思います。
ひたすらCメジャースケールをなぞるだけのソロより歌心が出ていますね。
最後に一番悪い例を出しておきます。
速く弾けばかっこいいという気持ちはわかりますが技術が追いついていない例です。
僕は個人的にこういうアドリブが一番カッコ悪いと思っています。
身の丈にあった技術で歌い上げることが重要だと思います。
今回のカラオケはまったくアレンジもされてなくとてもシンプルな伴奏になってるので余計な味付けがない分、アドリブ練習に集中できるでしょう。ぜひカラオケを活用して練習してください
Comments:2
- YA 2012-09-19 (水) 17:08
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う、、音が美しいので、<悪い例><カッコ悪い>に聴こえません(*´Д`)
- kent 2012-09-22 (土) 23:10
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う、ありがとうござまいます(笑)
まあ、速弾きのやつは、無理に下手くそ風に弾いたので不自然な感じではありますね。
わざと下手に弾くってのはなかなか難しいスキルですね(^^;)