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ボロボロになった人へ

「東京タワー」が面白かったのでリリー・フランキーの「ボロボロになった人へ」を買ってみました。

タイトルだけみて買ったのですが、いわゆるヒーリング系のエッセイかと思いきや、なんとユーモア短編小説集でした(^^;)

ばかばかしい小噺的な小説で、一話が短いのであっというまに読むことができました。最近活字アレルギーが治りつつあるかもです。

中でも「死刑」という話は面白かったです。

どんな些細な犯罪を犯しても死刑にされる法律ができて、犯罪を犯したものは一律死刑になるのです。だけど裁判制度はちゃんと存在して、その裁判では死刑執行の方法を決めることになります。

まあオチはギャグ的なものなのですが、ここではネタばれになるので触れないでおきます。

本題とはそれますが、僕も昔この話と同じようなことを考えたことがあります。万引きしただけで死刑にすれば、世の中犯罪がなくなるんじゃないか?って

漫画でいうとデスノート的な思想ですよね。

でも、やっぱなんでもかんでも死刑にしたら問題がでてくるんですよね。寝ぼけて立ち小便したとか、未成年が出来心で喫煙してしまったとかで死刑にされていたらたまったもんじゃありません。

なので、一律死刑にすれば良いという考えはいまではもう思わないのですが、殺人者に対しては一律死刑にすればいいのにとは思ってます。でもそれもいろいろ難しいから実現できてないんでしょうね。。

窓拭きのバイトをしていて、手を滑らせてモップを落としたら下にいたひとに当たって殺してしまったという場合、それでも死刑にするのはやっぱ可愛そうですよね。(^^;)

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