- 2017-12-21 (木)
- 音楽&楽器
ノイズリダクションといえば有名な機材はBOSSのNS-2であろう
1987年に発売されて未だに現行品という超ロングセラーモデルです。
しかし、それをも凌駕する最強のノイズリダクションと言われてる機種がある。
ISPのDECIMATORⅡだ。
前々から興味はあったけど、NS-2で満足していたのでわざわざ買おうとは思わなかったが、かなり格安で手に入れる機会があったので衝動買いしてしまいました。
NS-2と比べてどうなんだろう?というのを身をもって体験したかったからです。
ちなみにDECIMATORⅡには2種類あってセンドリターンなしの普通のDECIMATORⅡとセンドリターンありのDECIMATORⅡ G-Stringです。
NS-2の代わりに使うならDECIMATORⅡ G-Stringということになります。
早速比較検証してみました。
まずはセンドリターンなしで普通にイン・アウトのみでつなぐ方式です。
思い切り歪ませてコンプもかけてノイズでまくり状態のシングルコイルのストラトで試したところNS-2ではスレッショルドをマックスにしても完全にノイズは消えませんでした。
DECIMATORⅡ G-Stringは-30dbくらいのところで完全に無音になりました。
ギターがつながってるかどうか不安になるくらいの無音です(笑)
がしかし、音切れが不自然で正直使えない感じでした。
ということはノーマルのDECIMATORⅡでも同じような結果になるということですかね。
そしてセンドリターンを使っての接続にしてみました。
NS-2はさきほどはスレッショルドマックスでも消えなかったノイズが12時あたりの位置で完全に無音になりました。そして音切れもわりと自然で良好ですね。
DECIMATORⅡ G-Stringなんですがセンドリターンという名前ではなくなにやらややこしいネーミングがついてるので正直最初はどこに何をつなげばいいのかわかりませんでした。
マニュアルを見てもアンプのセンドリターンにつなぐ場合しか書いてないから、エフェクターの歪みをセンドリターンのループに入れる方法がわからなかったです。
結局ネットを調べてやっとわかったんですけどね。
これから買おうをしてる人は接続方法は十分に調べた方が良いです。
さて、肝心の効果の方は直列で繋いだときとは比べ物にならないくらいの音切れの自然さになり、サステインの長さも伸びましたね!
これはすごい!
NS-2で十分満足していたのですがNS-2よりもさらにロングサステインで音切れも自然なので、まさにNS-2の上位互換機といっても過言ではないかもしれません。
今後はDECIMATORⅡ G-Stringを使っていきたいと思いますが、一つだけ難点が!
重い!!!!!!!
ボディがやたら重たいのです。(^_^;)
ノイズリダクションなんて踏みっぱなしなことが多いのだから、プラスチックでもいいのにな
重たくしなければいけない理由があったのかしら・・・
ノイズリダクションを買う時の注意ですが、クリーントーンもヘビーな歪みもしょっちゅう切り替えて使うライブの場合はセンドリターン付きノイズリダクションが必須だと思います。
直列つなぎのノイズリダクションではクリーントーンの時音がすぐに切れてしまいますよ。
といってもセンドリターン付きのノイズリダクションなんてほぼほぼNS-2とDECIMATORⅡ G-Stringくらいだからお値段と軽さを考えるとNS-2が総合的には最強だと僕は思います。
でも、一度効果を知ると使わずにいられなくなるのがDECIMATORⅡ G-String
興味がある方は試してみたほうがいいですよ!
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