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無駄なことにかける情熱

小学校6年生の時の話である。

クラスの新聞係に、僕と当時の親友2名と合計三人が選ばれた。

親友のうち一人はとても絵が上手だったので、4コマ漫画を担当してもらった。
もう一人は雑務や記事のネタ探しなどをしてもらった。

僕はというと、実際に新聞を構成したり、文字を書いたり、親友二人の漫画や記事をチェックしたりという、いわゆる編集長的な役回りでした。
当時はワープロなんて使えなかったから手書きの学級新聞でした。

僕が特に力をいれたのは、ファミコン情報と懸賞の景品でした。

明けても暮れてもファミコンばかりしてるゲーマー少年だったので、それなりにゲーム情報に関してはマセていました。

ゲーム雑誌にすでに掲載されている事を記事にしても、意味がないので、わざわざゲーム会社に電話して、新作ゲーム情報を聞き出そうとしたのです。

もちろん、小学生だなんていうとまともに対応してくれなさそうだったので、大人びた口調で取材しました。なかには雑誌にもまだ載ってない、これから発売する予定のゲームの内容を教えてくれる会社もあったりと、それなりの成果がありました。

ほとんどのメーカーは企業秘密ってことで教えてはくれませんでしたけどね(^^;)

なので、学級新聞なのに、ファミコンゲームの新作発売予定情報だけは充実していました。

たしか担任に、ファミコン記事掲載中止を求められた記憶があります。

みんながみんなファミコンできる環境にあるわけじゃないから、そういう個人的趣味の色が濃い記事はやめなさいと。(笑)

あとは、懸賞コーナーも作りました。
応募すると、抽選で商品があたるのですが、品物なんて買える予算はないので、手作りのものを上げていました。

ペーパーアドベンチャーというゲームです。

どういうものか知りたい方はGoogle検索してみてください。
当時、マイコンBASICマガジンという雑誌で流行っていた紙面でやる、アドベンチャーゲームです。

それを自分で考えて作って、懸賞の商品にしていたのです。

いま考えると、ものすごい労力と時間がかかっていたと思います。

でも、ただただ楽しいことと、自己顕示欲(いわゆる中二病的な)を満たすために、没頭していましたね。

こういった、仕事ではないことに、無駄に情熱をかけるのが昔から好きでした。
当時はもちろん小学生なので、仕事ではなく勉強以外の事にってことですね。

だけど、いま、ここまで没頭してることってあるんだろうか?

仕事や生活に追われて、お金にならないことに対して背を向けてやしないだろうか?

大切なことは、仕事にもあると思いますが、それ以外にもたくさんあると思います。

子供の頃の気持ちを思い出して、さらに人生を楽しめたらいいな。

【心にずっと残ってる名曲100選】(070/100)
「TATTOO」中森明菜
僕が性に目覚めた頃のアイドルが明菜ちゃんでした(^^;)
たくさんのヒット曲がありますが、この曲が一番好きです。
たしか僕が中学生のころの曲ですが
明菜ちゃんのミニスカが見たくてVHSに録画して
すり切れるまでスローモーション再生した甘い記憶があります(笑)
メロの構成、アレンジ、どれをとっても神曲です。
明菜ちゃんのパフォーマンスも神がかっています!

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