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カセットテープ生誕50周年だから思い出を語ろう

Twitterではやってるハッシュタグをそのまま借用しました。

最近完全にTwitterやってないのでblogで書いてみよう。
(ってか、このblogのメニューのTwitterリンクも消そう消そうと思って放置中・・)

完全におっさん的ネタですね、回顧録とか(笑)

でも、アラフォーミュージシャンはカセットテープには深い思い出があるもんなんですよ!

僕の場合、最初にカセットテープに触れたのは小学校4〜5年生くらいかなー

兄がFM-7というパソコンを持っていましてね。
当時はゲームをするのにいちいちプログラムをロードしなくてはいけなくて
カセットテープに収録されている「ピーギャーーピーピーギャーギャー」っていう
ノイズにしか聞こえない音を再生してパソコンにプログラムを転送していました。
毎回それをしないといけないので、ゲームをやる度に数分テープを再生するという
今では考えられない儀式がありました。
ファミコン出た時は感動しましたね、スイッチいれたらすぐゲームできるんだもん。

音楽的な使い方としては中森明菜が好きでベストテンとかトップテンの放送時間になると
家にあったラジカセで録音できることを知って、テレビの音をテープに録音していました。
当時はツタヤなんてなかったし、レコードなんて高くて買えなかったので
みんなテレビから録音してたなあ。

さて、時代は移り変わり高校1年生の冬。

ギター初めてちょうど1年と少し経った頃、MTRが欲しくなって
たしか中古のドラム・マシンと一緒にお年玉で買ったんです。

当時のMTRはカセットテープで4トラックが民生機の主流でした。
宅録と呼べる代物じゃないですが、独学で録音方法とか打ち込みとか
勉強して生まれて初めて作曲&マルチトラックレコーディングをしました。
今聞いたらネタにしかならないくらいしょぼい曲ですが、今でもメロディは
全部覚えていますよ。

そして、さらに時代は過ぎて大学3年生の終わり頃。
音楽番組でライブサポートミュージシャンを募集していた事務所に
デモテープを送りました。
たしか僕の記憶ではゲイリー・ムーアのStill Got The Bluesを
伴奏を打ち込みで作り、ギター演奏デモとしてMTRで制作しました。

そのテープでオーディションに受かり、さらにスタジオでの
ブルースセッションで実技テストがあって、晴れて合格して
生まれてはじめてギャラを貰える音楽の仕事をすることができました。

と、同時に録音メディアはカセットテープからMDへと変遷して
カセットテープは完全にお役御免となったのでありました。

MDはすぐに廃れたけど、カセットテープは本当に長い間
音楽メディアだけじゃなくパソコンの記憶媒体としても主役でありました。
なので、カセットテープには一際深い思い出がありますよ^^

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