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完コピmidiデータ制作について

僕は絶対音感こそないですし、相対音感もさほどないのですが
音を聞き分ける能力だけは自信があります。
たぶん神経質な性格が耳コピという作業に向いているのでしょうね。

実際に絶対音感がある人に耳コピデータ制作の仕事をしてもらっても
鳴ってる全楽器を採譜できてないことが多かったです。

どんな楽器が実際に鳴ってるのか判別するには経験と想像力がものをいうのです。

絶対音感がある方は、どんな音程が鳴ってるのかは確実に判別できます。

でも、どんな楽器がどれだけ鳴ってるかを判別する能力とはまた違うのです。

あまりミュージシャンとして自慢にはなりませんが、耳コピ系の仕事を何百曲とやってきて得たものは、楽器の特性や実際に録音されるとこんな音になるんだという感覚です。

昔、着メロをお願いした人の中にこんな方がいました。

タンバリンを16分音符で入力して納品してくださったのですが
実際はそれはタンバリンではなくアコギのストロークでした。
その方はアコギのアタック音だけしか聞き取れずにタンバリンのような打楽器だと認識したようです。

なので、打ち込まれたデータはタンバリンしかなくアコギがないので音の厚みがかなり薄いという結果になってました。

これは、確実に経験不足から起こり得る現象だと言えます。
実際にアコギを録音したことがあって、ミックスなどの経験をしたことのある人なら
おそらくその音はアコギのストロークのアタック音だと認識できたはずです。
データを制作した方は、宅録の経験もなく、ピアニストだったので認識できなかったのも無理のない話だと思います。

そういった楽器一つ一つを聞き分けるテクニックやコツはありますが、一冊の本になるくらいの内容になりますのでここでは割愛します。

というわけで、耳コピ系のデータ制作というのは絶対音感があったり、演奏技術が高く優れているからといってできる仕事ではないのです。

逆にいうと、僕みたいに音感がなくても、一流の演奏技術がなくてもできる仕事なんです。

何がいいたかったのかというと、昨今ではこういったデータ制作の仕事が減少傾向にあるだけでなく報酬もかなり下がってるようです。

このようにかなりの経験とセンス、技術がないとできない仕事であるわけなので、そういった事情を考慮した報酬がもらえると、データ制作業の方ももっと浮かばれると思うのですが(^^;)

こういった特殊技能が廃れていくのも寂しいものですね。

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