- 2011-07-16 (土)
- 音楽&楽器
いま僕のレッスンで、ある程度進んでいるクラスの生徒さん対象に
模擬レコーディング体験をやってもらってます。
以前blogでも紹介したMultiTrack DAWを使ってクリックに合わせてブラッシングを弾いてもらうというリズムチェックをしてもらってます。
僕の経験上95パーセントくらいの方は走りがちになります。
つまり実際メトロノームが鳴るタイミングよりも早く弾いてしまうのです。
自分で弾いてるときは気づかなくても、MultiTrack DAWのようなアプリを使って録音するとあとで録音された波形をみるとタイミングがいかにずれてるかわかります。
ギターを練習してると、こういう地味な部分をおろそかにしがちになります。
ですが、どんだけ速弾きできてもライトハンド奏法ができてもリズムがずれていては全く上手には聞こえません。
まずはリズムにあってることが大前提なのです。
まず意識を改革して欲しいです。
どんな簡単なフレーズでも、リズムに合わせられないとそれは上手に演奏できてるとは言えません。こんなフレーズ簡単だから練習しなくてもいいやって思ってる方は実際にこういったリズムチェックをやってみて、本当にリズムがずれてないか確認してください。
リズムにぴったり合わせて演奏できて、なおかつ演奏表現がそこに付加された時点で初めて上手な演奏だといえます。
もっと深い話になりますが、グルーブとかとは別問題です。
グルーブの話は長くなるのでまた別の機会に^^
もっとも、わかりやすい例を挙げます。
パワーコードでブリッジミュートして8ビートで演奏してみてください。
中級者以上の方なら、簡単すぎてつまらないっておもう伴奏だと思います。
クリック(メトロノーム)にぴったり合わせられるなら、簡単だと思ってていいでしょう。
もしリズムに合わせられないなら、もっともっと練習する必要があります。
たかがパワーコードだと思わないで初心に戻って練習しましょう!
- Newer: エアプランツ
- Older: 無地のCD-RとDVD-R