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アビテックス設置

STUDIO KENTにアビテックス(防音室)を設置してもらいました。

これで、ボーカルはもちろん今までは無理だった管楽器やバイオリンの録音もできます。
レコーディング依頼お待ちしております(笑)

大阪の実家にいたころは、自分でレコーディングブースを作った事もあるので
基本的な防音の知識はあるつもりです。

そのことを踏まえた上でアビテックスの優れた点、気になった点を書きます。

まず何より優れていると思ったのは、機動性。
備え付けの防音室は解体して別の場所に移動するなどほぼ不可能です。
アビテックスは二人の作業員が1時間強で設置できますし、解体も簡単。
工程さえわかっていれば、少し日曜大工が得意な人なら自分で設置も解体もできるでしょう。
ただ体力はかなりいると思いますが(^^;)

あと、気になった点というか不満点も挙げておきます。
コスト上ここは文句が言えないのだと思いますが、さらなる企業努力を期待して
敢えて書いておきます。
壁の内部に遮音材を埋め込んで欲しかった。
壁の構造をぱっとみた感じ、パーティクルボードでグラスウールをサンドイッチしてるだけのように見受けられました。この内部にさらに鉛製の遮音シートを入れたら、もっと遮音性能があがるんじゃないだろうか?
防音ドアもちょっと頼りない感じでした。僕がトイレドアを改造して作った防音ドアのほうが遮音性能高そうでした。

まあ、これらの不満点はお金さえ積めば解決できるのだと思います。
実際DR-40を買えばもっと遮音性能あがるんだしね。
それにあまり重たくしすぎて、一般の家庭に設置できなくなると敷居も高くなりますし
可動できる防音室ユニットとしては、現状のラインナップが限界なのかもです。

ちなみにレコーディング用に、配線を通す穴も開けてもらいました。
6.5cmの直径なのでかなりでかいですが、それしかドリルがないというのでまあいいかと。
パテで埋めたら問題ないですしね。

実際の体感を表現すると
内部でフルパワーで歌ってもらった状態で、同じ部屋にいると普通に何を歌ってるかわかるくらい聞こえます。うるさくはないけど、普通に人がしゃべってるくらいの音量に聞こえます

隣の部屋にいくと、ほとんど声は聞こえなくなります。
なので少なくとも、外部への気遣いはこれでしなくて済むことになりました。


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