- 2020-03-12 (木)
- マンガ
ジョージ秋山の代表作でもあり問題作とも言われる「銭ゲバ」
なんと全巻無料で電子書籍が読めるようになってたので早速読んでみました。
いやあ70年代の漫画はやはりインパクト強いし、表現がストレートですね!
極度の貧困だったため、お金がなくて医者に見放され母親が死んでしまったせいとは言え、金の亡者となってしまった主人公。
そして、あまりにも唐突なエンディング。
賛否両論ある漫画なんだと想像できますが、僕は興味深く最後まで読むことが出来ました。
金に取り憑かれて、人間の尊厳を無くしてしまった人を僕も実生活の中で何度か目の当たりにしてきました。でもこの漫画を読むと銭ゲバには銭ゲバなりにいろんな辛い経験がありそうならざるを得なかった人もいるのでしょうね。
そういえば「銭ゲバ」って言葉、ずっと昔から「金のためなら何でもする奴」という意味で使われてるのだと思ったら、この漫画が語源だったんですね。それは知らなかった!
そしてドラマ化もされていたみたいですが主演が松山ケンイチって(笑)
ダメでしょ蒲郡風太郎役にイケメン俳優使っちゃ!!
原作読んだ事ある人は絶対ドラマに入り込めないはず(^_^;)
原作では片目に生まれつき傷があって容姿は醜悪、社長になってからは肥満体という設定なんですよ。さすがに松山ケンイチはダメでしょ。。