- 2017-11-26 (日)
- 生徒さん向け
主にアコギでの話ですが、カポを付けたままチューニングをしていいかという質問がたまにあります。
結論から先に言っておくと、カポを付けたままチューニングは基本NGです。
ですが、手持ちのカポを付けた結果ピッチが非常に悪くなり、そのまま演奏すると明らかにチューニングが狂ったように聴こえるならカポを付けたままチューニングする必要も出てきます。
理想はカポを付けてもチューニングのバランスが狂わないようにすることです。
カポ側での問題としてはギターに合ってないカポを使っている可能性と、締め付けすぎている可能性があります。
開放弦でビビらないギリギリの締め付け具合に設定しましょう。
すなわちカポは締め付ける力を調整できるものが良いですね。
あとはギター側の問題もあります。
オクターブチューニングの設定がきっちりとなされていない状態では、カポを付けた時だけでなくハイフレットでセーハした時に音程がおかしい状態になります。
その状態ではどんだけカポの締め付け具合を絶妙に設定したとしてもチューニングがおかしい状態になります。
なので、適切なカポと適切なギターのセッティング(主にオクターブチューニング)をすれば本来ならカポをしてもチューニングはほとんど狂わないのです。
ですので、カポをしたときコードを弾くとチューニングがおかしいなと思う場合は上記の点を気にしてみてくださいね!
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