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海外では〜

何度もこのブログで書いてますが、何か日本人や日本の悪いと思われる点を挙げたあと

「海外では〜」と海外での例を出すのが僕は好きではないです。

それぞれの国に文化があります。
そして歴史があります。

なんでもかんでも、海外と同じなら良いのでしょうか?

満員電車でよく見かけるシーンですが、降りたい駅に到着して奥から出ようとする乗客が無言で乗客を押しのけて行くのを見て、僕の隣に居たカップルがこう言いました。

「どうして、すみませんの一言くらい言えないんだろうね〜」

「フランスだと小さい子供でも、こういうとき大きい声ですみませんって言って降りるのにね」

出た出た。

僕の嫌いなやつです(笑)

つまり、こう言いたいんですよね

フランス人の子供でもできる事が、なんでこの日本人はできないんだ?

まあ、そういう感覚を持ってるのは別に良いですが、いちいち口に出さなくてもね。

僕はこう考えます。

日本人というのは元来シャイな国民性をもっています、目立ちたくないのです。
もちろんそうでない人がこのようにフランス人の例を持ち出して非難するんですけどね。

でも、フランス人にはなさそうな気配りが日本人の良いところだと思うんです。

声をかけなくても、空気を読んで奥から降りたい人がいそうなときは出入り口付近の人が率先して降りてあげたら良い。
これは日本人だからこそできる気配りじゃないでしょうか?

むしろ非難するべきは降りない出入り口付近の乗客だと僕は思いました。

もちろん、海外の事象でも良いと思うことは真似をすれば良いと思います。
でも、非難する前に、日本人の良さも考えてみたいものですね。

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