- 2015-05-09 (土)
- 日記
音楽を仕事にしようと思ってる場合、大きく二つにわけると
・アート志向
・職人志向
こうなると思います。
キラリと光るセンスさえあれば、スキルが十分でなくてもアーティスト、作曲家にはなる可能性があると思います。
職人系は、アレンジャーやら、スタジオ・ミュージシャンやら、音楽講師も含みます。
センスも必要ですが、スキルが重要視されることが多いと思います。
このように、全然違う方向性ではありますが、それでも最低限知って置かなければいけない知識はあると思うのです。
一昔前なら、ポピュラー音楽を仕事とするなら、最低限ビートルズの事くらいは知っておけ。というような感じですかね。
でも、ビートルズですら、ここ最近は最低限の知識ではなくなってきてるようですね。
僕らの当たり前は、今の当たり前とは一致しない。
この事実を受け入れるのが寛容なのか。
それとも、最低限の知識は知識として若い世代に無理やり伝えるのか。
難しいところですね。
今の若い人に言わせたら
「じゃあ、先輩は今流行ってる生主のこと知ってるんですか?」
一理ありますよね。
昔の音楽を知ってることがそんなに偉いのか?
むしろ今のはやりを知らない方が恥ずかしいのではないだろうか?
などと、自問自答したくなります。
でも、僕は思うんです。
ロートルが「ニコ生だあ?そんなつまらんもん興味ないわ!」
若い世代が「ビートルズ?いつの時代の音楽ですかそれw」
というのもアリだと思います。
ブレない人というのは時には強い個性と魅力を生み出します。
ただ、やはり職人系の仕事を目指すなら、最低限知っておくべきことはあると思います。
ビートルズのことも、ニコ動で今はやってる音楽も、どちらも知っておくべきですね。
音楽を仕事にしないのなら、自分の好きなものだけ聞いていれば、それで幸せだと思うので、それで良いと思いますけどね。
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