かっこよさ

家電量販店で息巻いている中年男性クレーマーを見かけた。

レジ横にもかかわらず、カウンターをばんばん叩きながら猛烈抗議です。
詳細まではわからなかったですが、商品の説明と実際が自分のイメージと違っていたみたいで、そのことに怒りを覚え、4万くらいの商品代をさらに1万円くらい値引きしろ、とかそういう感じのクレームでした。

手慣れたもので、ここで一番の責任者を呼べといって、責任者を出てこさせ、彼と直接交渉である。

もちろん、責任者は1万円の値引きになんか応じるわけがない。

でも、上げた拳をを下げられないクレーマーは、じゃあ何かおまけ商品を付けろ、とかなんとかしてクレームによる戦利品を得たい様子です。

その後どうなったかは知りませんが、実にかっこわるい男ですね。

僕の主観でしかありませんが、かっこわるい男だと思う例をいくつか挙げてみる。
（あくまで、男とさせて頂いてるのは女性差別的な意味はありませんの悪しからず）

「せこいやつ」
これがダントツで、かっこわるいですね。
今回のクレーマー然り、せこい男はかっこわるいです。
子供ならまだしも、大人が微々たる金額をめぐって、人に不愉快な思いをさせたりするのは実にかっこわるいです。数千円、数万円ごときでギャーギャー言って醜態晒すくらいなら、そんな金はドブに捨てても惜しくないです。
あくまで、せこさにより人を不愉快にさせる行為がかっこわるいのであって、節約してる人がかっこわるいわけではありません。
僕だって、家電買う時は価格.comで最安値検索しますので（笑）

「自分の間違いを認めないやつ」
これも、かっこわるいですね。
人間はだれしも、間違いはあります。ミスもします。
どんだけ偉くて、能力のある人でも、例外ではありません。
間違いを指摘されたときに、あれこれ言い訳する事は見苦しいですね。
素直に「ごめんなさい、間違っていたよ！」と潔く言うべし。
バツが悪くて、いまさらミスを認めたくない気持ちもわかりますが
器が小さい男だと思われ、逆効果だと思います。

「影でこそこそするやつ」
相手が見ていないところで非難したり。
裏でこそこそ画策して人を貶めようとしたり。
そういう行為自体がかっこわるいですが、それがばれた時は最悪ですね。
でも、そういうのって筒抜けだったりすることが多いんですよね。
僕が当事者だったら、相手に怒りを覚えるよりも器の小さいやつで気の毒に、、という同情をしちゃいますね。
言いたいことがあれば面と向かって言えばよろしい。
僕は未熟な部分が多いので、いままで仕事でもプライベートでもよく叱られることがありました。
面と向かって叱ってくれる相手には尊敬の念を抱いていますし、感謝しております。僕を成長させてくれるのは、そういった方々の勇気の賜物です。
人を叱ったり、けなしたりって勇気いりますもんね！

「女性に手をあげるやつ」
こんなこと僕が書くまでもないですが、どんなことがあっても
男が女性に手を上げるべきではありません。
さすがに、猟奇的な女性に殺されかけて正当防衛した、とかは例外ですが（笑）

「価値観を押し付けてくるやつ」
広義すぎて、具体例が出せませんが、自分の価値観を人に押し付けて
なおかつ、相手がそれに対して素直に聞き入れなければ、明らかに機嫌を悪くするやつ。
いろんな価値観をもって、みんな生きているのです。
自分の価値観が通用しなかったからといって、不機嫌になるのは、ただただカッコ悪いだけです。

「歩きタバコ、うるさいバイク」
これは極私的ですが、歩きタバコはかなりカッコ悪いです。
あと、無駄にうるさいバイクに乗ってる人もカッコ悪いです。
タバコもバイクも、迷惑かけずに楽しむのは良いと思いますよ！

と、いろいろ書きましたが、昔は自分もそうだったという事柄もあります。
過去をふりかえって、自省する意味も含めて書き記しておきます。