- 2011-06-02 (木)
- 音楽&楽器
<1995年>
地元に腕が良いと評判のルシアー(ギター製作家)がギター工房がオープンしたのでちょくちょく通ってました。店主が同じ大学出身だったので話が合ったんですよね。
ギターを作ってる現場を見ると自分のギターも欲しくなるというもの・・・
というわけで、生まれて初めてオーダーメイドでギターを作ってもらうことにしました。
自分のオリジナルの形だと相当高額になってしまうので、ストラトタイプにしました。
それにはもう一つ理由があって、一番最初に買ってもらったギターがパールホワイトのストラトタイプだったんですね。大学の部室においてたら盗まれたので初心に戻る意味も含めて最初に手にしたギターに近いルックスでなおかつフェンダーのストラトの音がでるギターが欲しかったのです。
書き始めると止まらないので自粛しますが、木材からなにまでこだわりをもって選んだので完成するまでとてもワクワクしました。何度も途中経過を見に行ったものです。うざい客だっただろうなあ(笑)
そうして、できあがったのですがどうもフェンダーのストラトの音がしない・・
なんでだろ?
と思いつつもせっかく作ったギターなので不満を抱えつつも弾いてたのですが原因がわかりました。
今風のギターにしようとおもってペグはスパーゼル、ブリッジはウィルキンソンをチョイスしたのですがどうもそれがいわゆるフェンダーぽい音がでない原因だったのです。
というわけで数年後にネックも作り替えてもらってペグ、ブリッジともにいわゆるフェンダーのストラトについてるタイプに交換しました。それで問題解決。
ようやく自分の満足するギターになりました。
でもよくよく考えたら、フェンダーのストラトの音が欲しいならフェンダーのストラト買えばいいっていう話ですね。
でもいいんです、お金でははかりきれない経験をたくさんすることができましたから。
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