- 2010-03-31 (水)
- 音楽&楽器
MIDI検定1級に合格しました。
2級受検の時は99点で合格というなんとも惜しい結果に終わったので、今回こそは満点合格!と思い結構頑張ってのぞんだのですが・・
結果は1次審査90点(90点満点)
2次審査がAランクでプラス5点ということで95点での合格。
ちなみに2次審査はSランクがプラス10点で最高ランクになり、その後A(+5)、B(±0)、C(-5)、D(-10)という評価になります。
1次審査は90点満点中80点以上で合格で1次審査合格者のみ2次審査を行い、1次審査時の点数と2次審査の点数を加算し 100点満点中85点以上で合格となります
1次審査はオーケストラ譜を読んで、それを忠実にMIDIデータにする作業です。
1音でも間違えたらそれで1点減点です。オケ譜なのでかなりのパート数と音数ですが
まあ何度も時間をかけて見直したり、注意力があればなんとかなるでしょう。
しかし、問題は2次審査。
1次審査で打ち込んだデータを元に音楽作品を作るという課題。
5人の審査員が採点して、作品にランクをつけ、そのうち最高ランクと最低ランクをつけた2人を除いた3人の平均ランクが総合ランクになります。
誰が審査員だったかとか、どういうコメントがあったとかはここに書くのは不適切だとおもうのでやめておきますが、納得のいかない採点とコメントをつけてる審査員もいました。
いや、別に審査員の評価力を批判するつもりはないのです。
ただ、MIDI検定というネーミングに納得がいかないのです。
まず「MIDI」検定であるのに、MIDIとは関係ないところで評価されるということ。
それとMIDI「検定」であるならば芸術性を問うような評価方法ではなく漢字検定のように字が汚かろうが正解を書いていれば誰にでも平等に同等の点数がつくというのが「検定」だと思うのですね。
だから、これがDTMコンテストとかミックスコンテストといったネーミングなら全然納得がいくのですが検定なのに芸術的な部分で評価するのはちょっとちがうような?と思いました
凡人が天才を引き合いに出すのは気が引けますが、オリンピックで銀メダルで悔しがっていた真央ちゃんの気持ちです(^^;)
あと、これは受験者から多数の指摘があったみたいですが自宅でデータ制作して郵送でデータを送るシステムになってるので、容易に替え玉受験できることもちょっとどうかなと思います。あくまで現場で評価してほしいですよね、不正がないように。
よく、MIDI検定って持ってたら何か得するのですか?と同業者から質問されるのですが、あくまで僕個人の体験談ですと、MIDI検定を持ってるからということが直接の理由で仕事を頂いた事はないです。でも、僕は自分自身の自信づけのためと、ゲーム感覚で楽しんで受験してるのでMIDI検定を取得してそれを武器に仕事取ろうとかは全く思ってはいません。
じゃあ、MIDI検定なんて受ける必要ないじゃん?とは思いませんけどね。
勉強する機会なんて大人になったらあまりないし、脳みそを使うのでボケ防止にもなります(笑)
なんか、最近頭使ってないし勉強でもするか〜っていうミュージシャンにはMIDI検定お勧めですよ。(^^;)
決してミュージシャンとして不必要な知識ではないと思うし、学生時代に戻れたような感じで意外とリフレッシュできますよ!
それにまあ今は少なくなってるけどカラオケとか着メロの仕事なんかだとMIDI検定1級持ってますって言えば、ある程度は信用してもらえるんじゃないかな?と僕は個人的には思います。
まあ、ぐだぐだと御託を並べましたが、一応合格できてほっとしております。
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