- 2009-06-05 (金)
- 検証
ウクレレでライブをするときいつもMONSTER CABLE JAZZを使ってました。
このシールドはケーブルも太いしプラグも重厚なのでボディの質量が軽いウクレレのような楽器につけると重量バランスが悪くなります。
ウクレレはストラップなしでただ抱えてるだけで支えてるので重いケーブルだとケーブルの重みに引っ張られる感じになってしまいます。
そこで軽量なシールドを探してみると、どうもGeorgeL's(ジョージエルス)というのが良いという話を耳にしたので早速買ってみました。
このシールドはおもしろいものでプラグとケーブルが別々で売られており、ハンダを使わず簡単に作る事ができるという特徴をもっています。3m買いましたが4,000円近くしました。決して安くないシールドだと思います。
MONSTER CABLE JAZZと比べると圧倒的に細くて、なんか見た目だけだと頼りない感じです。
ウクレレにMONSTER CABLE JAZZをつなぐとこんな感じ
GeorgeL'sだとすっきりします。軽いので引っ張られる感じもないです。
しかしながら気になるのが一番重要な音質ですね。
比較してみました。
全く同じ長さの2つのケーブル(3m)でオーディオインタフェース直で録音しました。
もちろんゲインなどの設定も同じです。
MONSTER CABLE JAZZ(ストローク)
MONSTER CABLE JAZZ(メロディ)
GeorgeL's(ストローク)
GeorgeL's(メロディ)
とりあえず、音の違いは歴然とありました。
GeorgeL'sは音量がやたらでかいですね(笑)
そしてMONSTER CABLE JAZZは中高域が結構でていてクリアな感じに聴こえるのに対してGeorgeL'sは中高域がそれほどででなくて低域がしっかりしてる感じに聴こえます。
良く言えば甘くてマイルドな音、悪く言えば抜けの悪い音。
でもこれは完全に好みの話なのでどちらのケーブルが良い悪いという話ではないと思いますし、ノイズもどちらのケーブルもかなり少ないのでライブでの使用もどちらを使っても全く問題ないでしょうね。
個人的に言えばウクレレなので甘くてマイルドな音のほうが向いてる気がするので、そういう意味でGeorgeL'sはウクレレに最適なシールドなのではないかと思いました。
ただ、GeorgeL'sってケーブル部分をいろいろなメーカーのものに変更できるので、メーカーごとに音色の傾向は違ってくるのだと思います。僕が買ったのはGeorgeL'sとしか刻印されていないので純正なのかな?
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