次はドア側壁の制作です。
いままでの壁とちがって元々土台になる壁が一切ないので難易度が高いです。 プロならまずCADなんかで設計をした後に作業にかかるんだとおもいますが僕にはそんな知識もないのでとりあえずイメージをつかむために買ってきたトイレドアを仮に取り付けてみました。 手前側ドアは右吊りで室内側ドアは左吊りにしています。 ここまで来るとやっと部屋らしくなってきたなという実感がわきます。 |
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基礎になる土台がなにもないので課題となるのはいかに垂直にドア枠を立てるかです。
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今回は土台壁がないのですこしでもまっすぐで頑丈な材を使おうと思い、パーティクルボードを使いました。とても重量があり遮音にも効果ありそうですしね。反りなどはほとんどなく、適当にたてただけでも結構まっすぐにたってるんじゃないかな?と思えるくらいでした。
がしかし、そんなアバウトなことでは絶対あとで支障がでてきそうなのでなんとか垂直をはかることはできないかといろいろネットで情報を集めるとお手軽な道具を発見しました |
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さげふりという道具なのですが天井からつり下げておもりを静止させると垂直がわかるというものです。原始的ですがなかなか便利な道具ですよね。
これをつかってちゃんと垂直をとってからドア枠やパーティクルボードの固定をしました写真で見ても実際に見てもかなり垂直にたてられたと思います。 |
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トラブル発生!!
なんと外側のドアをあけようとすると納戸のもともとついてる開き戸の化粧枠にひっかかるではありませんか!! いまさらドア枠やパーティクルボードをすべて解体してもう一度垂直をはかってという作業を考えると面倒になってきたので強硬策をとりました。 化粧枠をとりはずす(脱着式でないので強引に切断したのですが、、)となんとかぎりぎりドアが開きました。素人大工はこういうトラブルがつきものですねえ(^^;) |
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骨組みになる垂木はホームセンターでプレーナー加工を施してもらいました。すべての面をプレーン(平面)に加工することですがこうすることによってより正確な骨組み構築が可能になります。
まあ、どれだけやっても木材なので限界はあるんですけどね垂直をとりながら遮音シートの切れ端などをはさんだりして微調整は必要になります。 |
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ブースの外から見た図です。 外側にも遮音シートを貼り付けています ドア枠はたわみなどが絶対に生じるので枠のたわみを調整できるタイプのものを購入しました。2時間かけて調整したのでドアと枠のすき間はプラスマイナス1ミリ以下の狂いしかありません。素人なりにわりとがんばったほうではないでしょうか(^^;) |
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ブースの内側から見た図です。
ドア枠と壁のすき間をふさぐために鉛テープを使用しています。神経質とも思えるくらいすき間をなくすことに徹しています。でも防音工事では神経質くらいがちょうど良いのだと思います。 今回、ドア枠をとりつけるにあたって垂直はさげふりをつかってはかりましたがドア枠の下部板をとりつけたところなんか傾いていたので、なんでだろうと思っていましたが一番最初にパーティクルボードで浮き床を作ったときに水平をはかるのを忘れていたからでした。 コンクリート下地に直接施工していたなら、元のコンクリートがちゃんと水平になっていれば問題なかったのですがフローリングの上から直接浮き床をつくったので真ん中にいくにしたがってへこんでいるみたいです。 もっともコンクリート下地の段階で水平がとれていなかったのかもしれませんけどね。 |
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というわけで水平をはかるために右の写真のような器具を買ってきました。1000円くらいでかえたので最初から買っておくべきだったと後悔しております。
次は一番の難関である窓側の壁施工です。 今回はドア枠でてこずって25時間くらいかかりました。 壁編(窓側)に続く 防音ドアの詳細を見る |