- 2011-06-30 (木)
- 日記
といっても、STUDIO KENTのことではありません。
僕の実家は大阪で食堂を営んでいます。
昔ながらのショーケースにおかずがならんでいて好きなのを取っていくスタイルです。
親が経営を始めてから少なくとも45年以上は経っています。
その前に祖母が居酒屋ぽい店を経営してたみたいなのでそれも合わせると50年以上の歴史がある古いお店なのですが、ついに閉店することになりました。
ほんといろいろな思い出が詰まっています。
幼少期は店舗の入り口と住居の入り口が共通だったため、家に入るときは必ずお店のドアを開けてお客さんがご飯を食べてる中を通っていかないとだめなのがすごく嫌だったんです。
大阪人の気質なのか、お客さんがやたら声をかけてくるし、構おうとしてくるんですよね。
ちなみに食事も店舗のテーブルで食べていたため、食事中もお客さんがしゃべりかけてきたりすることもあってほんと嫌でした。
普通の家にどんだけ憧れたことか。。
でも、いまとなっては良い思い出。
それにしても今考えるとむちゃくちゃだったな。
お店のビールを冷やしてる冷蔵庫の上では亀を飼ってたし(たぶんめっちゃ臭かったと思うw)
飼い猫が自由に店内を闊歩するという無法ぶり(笑)
今じゃあり得ないですね、昔はこういう店多かったんですけどね。
親ともいろいろ衝突した時期もありました。
母親を泣かせたことも・・・
たくさん迷惑かけたと思う。親孝行もまだできてないしね。
うちの両親はとにかくアホみたいに働くのです。1日の労働時間は12時間を超えますし、週休1日でしたし。そんな親をかっこわるいとすら思ったこともありました。
ただ、毎日同じ作業を繰り返して、趣味などはほとんど持たず毎日働くだけの人生の何が面白いのか?
そんな親の反面教師として僕の人格が形成されたとすら思っています。
ですが、いまは本当に感謝しています。
熱を出しても、骨を折っても休まずに働いてくれたおかげで僕たち3兄弟はなんとか生きてこれました。おかげでそこそこ幸せな暮らしをすることができました。
これからは僕らが恩返しをする番です。
ほんとうにお疲れさまでした。ゆっくり休んでね!
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Comments:2
- パンG 2011-07-03 (日) 20:12
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お久しぶりです!お元気ですか?
お父様お母様、本当に長い間お疲れ様でした!
kentさんのご両親のお話は、自分にも覚えがあることが多くて
とても胸が熱くなりました。
子どもの頃って、働く大変さや親の愛情を全然わかってなくて、
苦労かけたなぁと悔やんでも悔やみきれないことがたくさんあります。
もう少ししたら今度は自分が子どもに言いたい放題言われるのかと思うと・・・あぁ恐ろしいでも、この年代の人って本当によく働きますよね!
この年になって本当に親の有難さを痛感しています。
怠け者の私なんか一生かかっても親を越えることはできないです。
さて話は変わりますが、私もコンプレックスに行きます!
単身日帰りという強行スケジュールですが(笑)
kentさんも行かれるんですよね?お互い楽しみましょうね~♪
- kent 2011-07-05 (火) 20:04
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パンGさんお久しぶりです〜
ほんと、そうですよね、自分が大人になってみて実際働くとどれだけしんどいか良くわかります。それも昔の人なんて自分の好きな仕事をやるとかっていう概念もあまりなかったみたいだし、うちの父なんかは工業高校出身なのに、養子に来た先が飲食業だったので無理やりやらせれたみたいです。それでよく45年も休むことなく続けられたなあとほんと感服しています。
僕も怠け者なので、親は絶対に越せないと思います。
コンプレックス楽しみですよね〜
僕もたぶん突発的な仕事が入らなければいけると思います。
どこかで僕をみかけたら声をかけてくださいね^^
熱唱したあとで声ガラガラかもしれないけど(笑)