天井編
次は天井の製作です。

前回から使用している軽量鉄骨を使用しています。木材よりも軽くてなおかつ丈夫という優れ物。

天井の両端にまずランナーを設置。天井に触れる部分には余ったSK500をあてがって直接ランナーと天井が触れないようにしてます。

スタッドをはめこんでいきます。

スタッドも天井との間にSK500をあてがいます。

こうやってはめただけでも十分強度があるように思えますが天井なので念のためにビス止めします。

天井の裏には軽量鉄骨の支柱がはいっているのですがそこにビスを打たないとだめです。石膏ボードだけのところにいくらビスをうってもまったく固定されないのです。

幸い天井点検口からどこに支柱がはいってるか確認することができたのでそこを狙ってビス止めしたらがっちりと固定されました、人がぶらさがっても落ちてこないんじゃないだろうかというくらい安定しています。

グラスウールの充填。

天井なので上を向いての作業になるのでゴーグルは必須になります。

ゴーグルせずに作業するとそれは恐ろしいことになります。。

特にコンタクトとかしてる人は最悪でしょうね(^^;)

コンパネをはりました。

さすがに天井へのコンパネ設置は一人では無理だったので手伝ってもらいました。

ついでに蛍光灯も電球色にかえてみました。スタジオっぽくなってきましたね〜

コンパネのすき間へのコーキング処理も忘れずに!

天井への遮音シート貼りは至難の業です。コンパネにあらかじめはりつけておいてからコンパネをはれば楽なのですがそれだとコンパネを固定するためのビス穴が遮音シートにもあいてしまうので後貼りにしました。どうかんがえても一人ではできないのでここも手伝ってもらいました。重力にはかなわない。。天井は空気層が1層なので遮音シートは二重貼りにしました。天井の施工時間は12時間くらいだったかな。

これで基本となる防音構造はすべてでき上がりました。あとは体裁をよくするための仕上げの残すのみです。いまの段階でモニタールームで普通にオーディオを鳴らしてみたところボーカルブースへはかすかにきこえるといった程度です。それも300khz以下あたりがかすかに聞こえるくらいなのでマイク録音にはほとんど影響ないといっていいでしょう。たぶん人の呼吸音のほうがでかいと思います。。

仕上げ編(前編)へ続く