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PowerMac G5における Mach Five レイテンシーチェック

MacInTalkさんのリクエストもあったので検証してみました。

まず、最初に言っておくことがあります。
dp4.5になりレイテンシー自動補正機能というのが搭載されましたがどうやらこれはUAD-1などのプラグインエフェクトに対して有効な機能のようでMach Fiveはこの機能のオン・オフに関わらずシーケンス上のmidiデータに対してはレイテンシーは発生しないみたいです。
つまりシーケンス上のmidiデータに全く遅れることなくMach Fiveから発音されます。

なのでMIDIティックとのズレの検証はその意味を成さないので今回はやっていません。

なのでリアルタイムに打鍵したときのレイテンシーについて検証してみました

ウインドウズの環境は前とまったく同じです(参照:MACH FIVEファースト インプレッション
OSはwin98SEでGigaStudio2.5を使用しています
マックはPewerMac G5 2.5G Dual(OS X10.3.9)とdp4.52の組み合わせです、オーディオインタフェースはMOTU828です

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予想通り Mach FIveの圧勝でありますがウインドウズのスペックがかなり低いこととオーディオインタフェースやOSの差もありますので今度ウインドウズを新調したら改めて検証してみたいと思います。

とりあえず現段階ではうちの環境だとMach Fiveを使用するほうがパフォーマンスは良いみたいですね。

ちなみにシーケンスデータのbpmは120ですので打鍵から発音まで2tickの遅れがあるということは約2msecほどの遅れということになり非常に少ないレイテンシーであると言えます。ハード音源より速いですね。

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コメント (10)

KENTさん、どうもありがとう。
我が家での検証結果と同じになった事で、ひとまず安心しました。
『ハード音源より速い』という事実を自分で行いながら、肯定するのに、
精神的な勇気が要りました。
ですがこれで確信になりました。
多分ハード音源より速いという事は、WINをどんなにスペックアップしても、
MIDIインターフェイスを通じてWINという外部ハード音源に行く限り、
WINがハード音源と並ぶ事はあっても、MachFiveには勝てないと感じます。
あくまでも想像の範囲ですが。

もしページにして下されば、リンクを張らさせて頂き、紹介させて頂こうと思って居たのですが、ページにはされないのですね?

kent:

たしかにMIDIインタフェースを介入するとそれだけで数msecの遅延が生じますからね。
まあ僕の場合鍵盤をリアルタイムに演奏して打ち込みすることはないので今後サンプラーを使用するときはMachFIveオンリーになるとおもいます。ギガサンプラーはピアニストなど鍵盤奏者がうちのスタジオにて録音するときにリアルタイムに鳴らすための音源として活用していくつもりです。

さすがにG5といえどもバッファ256に設定した状態だとピアノを普通に演奏しただけでCPUが半分くらいまでいってしまうのでプラグインエフェクトなどが多数インサートされたプロジェクトを再生しながらリアルタイムに演奏するのはちょっと不安ですからね(^^;)

それはそうとこのブログの記事は固定のURLが生成されますのでもしリンクをはっていただけるのでしたら
http://www.studiokent.com/blog/archives/2005/05/powermac_g5_mac.html
でおねがいします。

それはそうとG5の起動時間ってどれくらいでしょうか?うちはメモリ2.5G搭載した状態でOS X10.3.9だと本体の電源ボタンを押してFinderがでてくるまでの時間が90秒かかるんです。こんなもんなんですかねえ(^^;)

http://tomoshin.atcom.ne.jp/cgi-bin/bbs/aquabbs.cgi

取り敢えず、掲示板にリンクを張らせて頂きました。
Pantherが90秒かかるのは異常ですね。
我が家は、大体25秒位ですよ。

あと、リアルタイムで録る時は、ステレオ2チャンに一回ラフで落として、
別シーケンスに立ち上げるという手間は、お嫌いですか?
打鍵から発音のレイテンシーを考えるならば、
それでMach Fiveで演奏して貰った方が、
プレイヤーは喜ぶと思いますが。
より気持ち良く演奏して貰った方が、より良いテイクが残せると感じます。

kent:

25秒ですか、、うちはなにかおかしいのかも、、
起動が遅い原因を調査してみますね。

バウンスしてから弾いてもらうのはありですよね〜
いまではフリーズトラックとかもあるし。
大丈夫とはわかっていながら録音してるコンピューターでソフトシンセをならしていてもし万が一とまってしまったら演奏者に申し訳ないなという臆病心が別コンピューターをつかうという手段をとらせてしまってるんだと思います。

マックをもうちょっと信用しないとですね(^^;)

多分G4のスペックが長かったから、G5の驚異的な処理能力に、
未だ慣れていないんだと思います。

G5は凄いですよ。

又、Tigerも不具合が取れていけば、64bitの恩恵が、
音楽制作に影響しないはずもないと予測しています。

kent:

リンクありがとうございます

あれからG5の起動時間が遅い原因をつきとめるためいろいろやってみましたがどうやらFirewire800カードの差す位置によって起動時間がかわるみたいですPCI-X対応のスロットにさすと30秒ほど時間が遅くなりますねえ。。

なので場所をかえた結果60秒で起動できるようになりましたが、それでもまだ遅いですよね(^^;)
ちなみにメモリや増設HDDなどすべてはずしデフォルトにした状態で起動しても60秒とかわりありませんでした。

まあ起動した後は安定しているのでそこまで神経質になる必要もないですかね(^^;)

正確な情報を書き直します。
10.3.9のメインで起動ボタンを押してから、起動し終わるまでに53秒かかりました。
10.4の外付けテストシステムを選択して再起動をかけてから、
20秒間画面が黒いままでした。
画面が白くなってから起動し終わるまでが25秒でした。

つまり、KENTさんとほぼ同じ長さなのだと思います。
ご心配なく。

kent:

その結果をきいて安心しました。
僕は日によって55秒で起動できることもあれば65秒かかることもあるという気まぐれなマックになってます(笑)
まあ、すっきりはしませんがそれほど気に病むほどの問題でもないのかもしれないですね(^^;)
いろいろご協力ありがとうございました!

kent:

今日、再び起動時間の検証をしました。
MAINのハードディスクのOSクリーンインストールをした直後にはかってみました。起動時間85秒。。。
おかしい!!
とおもっていろいろ原因をさぐってみたら、どうやらシネマディスプレイのうしろのUSBハブに普段使っていないmicro express USBがささっていて、その電源がついていないためチェックに余計な時間がかかっていたみたいです。
micro expressの接続をはずすと50秒で起動することができました(パンサーでの話)

いろいろお騒がせしました(^^;)

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2005年05月08日 19:05に投稿されたエントリーのページです。

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