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dpパフォーマンス検証(panther vs tiger)

初期設定を同一内容でセッティングした状態でstereo trackにeverbをいくつまでインサートして再生できるかを検証してみました。
<設定>
MOTU828 buffer size 512/44.1khz /16bitにて計測

<Power Mac G4 (Quick Silver) 1Ghz Dual (OS X10.3.9 + dp4.52)>
25個くらいで描画がカクカクになる、29個でまともに描画できなくなるがなんとか音はなる、30個でアウト。

<Power Mac G5 2.5Ghz Dual (OS X10.3.9 + dp4.52)>
60個くらいで描画がカクカク、100個でまともに描画できなくなるがなんとか音はなる、110個でアウト。

<Power Mac G5 2.5Ghz Dual (OS X10.4 + dp4.52)>
だいたい、OS X 10.3.9のときと同じような感じでCPU負荷がかかっていったが最終的には130個までインサートできた。

なおOS X10.4に関しては外付けFirewire800のHDDにインストールして検証したので内蔵にインストールしたら、もうすこしはパフォーマンスが稼げるのかもしれない。あとspotlightという新機能が裏で検索作業をしていたのでそれもすこしCPUを食ってるかもしれません。それでも10.3にくらべて限界値が増えてるので64bitのG5にてパフォーマンスアップに恩恵があると言えるでしょう。

G4の1Ghz×2=2GhzとG5の2.5Ghz×2=5Ghzと比べて数値だけでいうと2.5倍になっていますがdpにおける今回の検証では2.5倍以上のパフォーマンスアップが見込めることがわかります。G4からG5への機種変更は十分価値のあるものと言えるでしょう。

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コメント (2)

Spotlightの検索作業は、結構CPU喰っているみたいなので、
それが終わると更に強力になる可能性は高いですね。

kent:

そうだったんですね、Spotlightの検索作業が終わったらまた同じ実験してみますね!

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2005年05月05日 20:27に投稿されたエントリーのページです。

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